株式会社ローザ特殊化粧料

専務取締役 角屋由華氏

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父の会社を継ぎ、エステティックの道に進む。
コーディネータの支援に期待してBuy TOKYO推進プロジェクトに応募。

 株式会社ローザ特殊化粧料の出発点は、敏腕営業マンとして大手外資系化粧品メーカーに勤めていた父が退職し、他者から事業承継した化粧品事業者です。株式会社ローザ特殊化粧料は、好みに合わせて味付けする食事と同様に、自分の好みに合わせて化粧品を作ることができる世界を目指しています。「化粧品の原点は水」という考えに基づき、河川の清掃活動や植林活動等のCSR活動も積極的に行い、地元密着型の事業運営である“ローカルコミュニケーション”を実践しています。
 両親の勧めもあり、経営学専攻の大学に進学したところ、多くの同級生が家業を継ぐことを決めていました。そのような環境で過ごす中で、自分も家業を継ぐという自覚が芽生えました。大学卒業後、美容師資格を取得し、株式会社ローザ特殊化粧料に入社しました。入社後、品質標準書作成やエステティック等の経験を積み、日本エステティック協会理事を務めるまでになりました。現在は、株式会社ローザ特殊化粧料の経営を取り仕切る毎日です。
 そんな中、公益財団法人東京都中小企業振興公社の相談員から「Buy TOKYO推進プロジェクト」の存在を聞きました。会社としての取組について、コーディネータが伴走型で支援してくれる点に期待して、応募しました。

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コーディネータは、単なる御用聞きではない。
想像以上に親身に、会社の目線に立って助言をくれる同志のような存在。

 Buy TOKYO推進プロジェクトに採択され、コーディネータによるハンズオン支援が始まりました。正直、コーディネータは、事業計画に対する進捗を確認する“御用聞き”程度の存在だと捉えていました。
 しかし、実際のコーディネータには、良い意味で期待を裏切られました。第三者目線でお客様への訴求ポイントを整理してくれたり、COVID-19の感染が広がる中でどのような対策が考えられるかを討議してくれたり、展示会等における顧客獲得効率を向上するために何ができるかを検討してくれたり、私だけでは考え切ることができない内容を“見える化”してくれる存在でした。
 特に、令和2年度はCOVID-19の感染拡大の影響を受ける中、アルコール用手指消毒液を新発売し、“COVID-19を逆手に取った事業運営”をすることができました。これも、コーディネータと一緒にどのような対策が考えられるかを討議した結果として生まれた商品です。購入したお客様からは、「手が荒れない」「檜の良い香りがする」等の反響があり、現在も絶賛発売中です。

経費補助により、展示会に積極的に出展することが可能になる。
展示会をきっかけに、売上・販路拡大やメディア露出等に繋がっていく。

 Buy TOYKO推進プロジェクトでは、申請した計画に沿って経費補助を受けることができます。東京都からの経費補助により、自社商品の広報活動等は勿論のこと、自社のみでは出展することができない展示会・商談会への出展も実現しました。結果として、個人・法人を問わず、多くのお客様から新規契約を獲得することができました。
 また、展示会・商談会への出展を続けていると、メディアからの取材依頼に繋がることもありました。以前から精力的に“ローカルコミュニケーション”を続けてきた成果等もあり、令和2年度はローカルテレビ・ラジオへの出演が続きました。

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Buy TOKYO推進プロジェクトの支援終了後も、売上・販路拡大を継続する。
そのための“種まき”は、Buy TOKYO推進プロジェクトの中で着実に進めてきた。

 “ローカルコミュニケーション”を基盤としながら、元々本社が所在していた昭島市の観光案内所での販売や、ふるさと納税の返礼品としての販売等を続けていく予定です。現在は、本社を東久留米市に移転したため、東久留米市に所縁のあるキャラクターや、西多摩地域のアーティスト等とのコラボレーション新商品を開発・販売することも考えています。Buy TOKYO推進プロジェクトの中でコーディネータ等から吸収した知識を総動員して、事業を拡大していくつもりです。

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【担当コーディネータから見たローザ特殊化粧料の成功のポイント】
角屋様は、何でも素直に吸収する性格の持ち主。
誰からも愛される人格が何よりも強い武器となり、売上・販路拡大に繋がる。

 担当コーディネータに株式会社ローザ特殊化粧料の成功のポイントについて、お話を伺いました。
「角屋様は、誰からも愛される人格を持っています。それこそが何よりも強い武器となり、多くのお客様から支持される所以です。COVID-19の感染拡大状況にもめげず、手指用アルコール消毒液を新発売することができたのも、原材料調達先の皆様と常日頃から良好な関係性を維持していたからこそできることでした。“ローカルコミュニケーション”の成果は、有事の関係者からの対応にも表れているのです。」